草履のご利用方法

草履使用上の注意

草履は天然素材を使用しております。使用上の注意点をご覧になり適切な保存・管理をしていただく事で長くご愛用いただけます。

雨天時の使用はお控え下さい

草履は植物素材を使用しているため、水濡れは素材の耐久性を損ないます。雨天時、または雨天が予想される場合には使用をお控え下さい。また、水たまりなどにも十分にお気をつけ下さい。

高温多湿な環境での保存はお控え下さい

草履は空気中の湿度を吸収することで元素材の形状に戻ろうとする性質があります。保管・保存の際には高温となる場所や湿度の高い場所を避け、箱などに入れて保管して下さい。
※箱の中に吸湿材などを入れるとより長持ち致します。

汚れてしまった場合は

草履が汚れてしまった場合、洗濯等は絶対に行わないで下さい。汚れた面を硬く絞った雑巾で拭き、風通しの良い日陰で十分に乾かして下さい。

歩行時の注意

草履の使用時、草履の縁をぶつけた場合、巻き加工の商品では合成皮革部分が、豊国等の巻き無しの製品では素材が切れてささくれる場合がございます。歩行時は周囲に十分お気をつけ下さい。

草履のサイズについて

草履にはスニーカーのような細かいサイズ設定はありません。基本的には草履は普段使用する靴のサイズと同じものから1.5cmくらいまで小さいものを選ぶのが基本です。
草履は靴のサイズより大きなものを選ぶのはお勧めできません。
なぜなら、草履は靴のように足全体を覆うものではないため、サイズ自体が小さくても問題ないのです。
さらに、最初からピッタリのサイズの草履を選んでしまうと、鼻緒が緩んだ場合カカト部分の草履が大きくはみ出す事になってしまいます。
草履は靴より少し小さめのサイズの購入をお勧めします。

鼻緒がきつい時は

草履の履き心地を決めるのは鼻緒のきつさ緩さです。
緩い方が当然足が痛くならずに履きやすいのですが、新品の草履は鼻緒がきつくしてあります。
鼻緒は布や革製品ですので、使用に伴い、生地が伸びてくるため最初から緩くしてしまうと、慣れた頃に鼻緒が緩くなりすぎて草履が脱げてしまいます。
どうしても、きついという時は、使用前に軽く鼻緒を揉むようにすると生地が柔らかくなって痛みが軽減されます。(強く揉みすぎると鼻緒の芯材が寄れてしまったり生地を傷めてしまいますのでご注意下さい。)