稲藁わらじ(手綯い縄)
-わらじ-
山形県の山間部、冬は豪雪により積雪が3mにもなる厳しい環境で、農家では囲炉裏を囲みながらわらじを作りました。山形では一般的に女性は草履、男性はわらじ作りをすることが多く、女性が一日に10足の草履を編まなければ一人前の嫁ではないと言われたように、男性もまた、一日に20足のわらじを作れなければ一人前ではないと言われたのでした。
わらじ作りは大仕事!
わらじ作りは多数の工程からなり、わらじの材料を収穫するために稲藁は手刈りで収穫になければなりません。現代の農業ではコンバインを使用し、一日に1.5町歩(1.5ヘクタール)ほどの収穫を行いますが、わらじ用の稲藁を刈る場合はその10分の1ほどの面積しか収穫出来ないのです。更にその稲藁を乾燥させ、槌棒で叩いて柔らかくして…わらじ作りは一冬をかけて行う大仕事なのです。
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弊社ホームページで【わらじ】をご注文の際、特別に足が大きい、足の幅が広い等の都合によって通常サイズでご対応出来ない場合は、お問い合わせいただければ特別注文品として別途お見積もりさせていただきます!
山形の職人が手作りで編み上げた稲藁手編みわらじです。
今ではすっかりわらじ編み職人も少なくなってしまいました。
その中でも、手綯い縄のわらじは希少な一品です。
祭りや演劇に最適な山形の稲藁わらじを是非ご利用下さい!